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曲げ

技術情報項目

正しいホースアセンブリの選択 >>5:曲げ

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5:曲げ
 
ホースアセンブリは曲げて使用されることが多いが、ホースのたわみ性にも限界があるので、規定の最小曲げ半径以下で使用することは危険です。
ホースアセンブリを規定の最小曲げ半径以下に小さく曲げて使用すると、補強層の編上げ角度が変化し、耐圧力が急激に低下して、耐用命数が著しく短くなる。
このため、流体の圧力が規定の最高使用圧力以下で あっても、ホースの破裂、継手の離脱などの早期破損が発生します。
鋼線補強ゴムホースの規定最小曲げ半径と実用上の使用曲げ半径及び耐用命数の関係を示した一例である。
規定の最小曲げ半径で使用したとき100%の耐用命数が得られるが、最小曲げ半径の50%の曲げ半径で 使用すると25%程度の耐用命数しか得られないことを表わしています。
また、繊維補強ゴムホースは、鋼線補強ゴムホースに比べて曲げによる耐用命数の低下は少ないが、規定の最小曲げ半径より小さく曲げて使用するとホースのつぶれが発生し、ホースアセンブリの機能が低下するので 注意が必要です。
なお、ホースアセンブリの曲げ半径とは、ホースを曲げたときの円孤の半径をいいます。
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