■狭い場所組付け解決策はないか?
FJF継手の開発着手
狭い場所で組み付ける場合において何か有効な取付け方法はないか?
サイドからスパナで締付けるのではなく上から締付ける事はできないか?
※ソケットなどで上から締め込む為、省スペースでの作業ができる
狭い場所で組み付ける場合において何か有効な取付け方法はないか?
サイドからスパナで締付けるのではなく上から締付ける事はできないか?
※ソケットなどで上から締め込む為、省スペースでの作業ができる
■開発の経緯
・問題点… 従来、コントロールバルブやマニホールドなどのOリングポートにエルボ継手やベンド管を使用したホース口金等を取付け る際、ロックナットで固定している。 この作業はロックナットの締付けを狭い場所で横からスパナなどを用いていかなければならない為、端から順番に組み付 ける必要があり、部品交換をする際にも、端から順番に取り外す必要があり中間のものを取り外す場合など、作業性が非常に悪い。
■FJF継手の特長
①コントロールバルブやマニホールドのOリングポートにFJF継手を取付ける場合、まず手で軸を ねじ込み仮締めを行う。隣と干渉する事が無いので、全てのものを仮締めしておき、最後に方向性を決め、ソケット等でねじ込んでいく。
②中間のものを取り外す時も同様で、隣と干渉しないためソケットを六角部に差込み、外す事が可能。(省スペースで交換作業が出来る)
③通常のエルボ継手(アジャスタブルタイプ)と比較するとロックナットが無いため、取り付け時間が短縮される。
②中間のものを取り外す時も同様で、隣と干渉しないためソケットを六角部に差込み、外す事が可能。(省スペースで交換作業が出来る)
③通常のエルボ継手(アジャスタブルタイプ)と比較するとロックナットが無いため、取り付け時間が短縮される。
■FJF継手の構造
●FJF継手は締め付け時の方向性を自由に決める事ができます。
●従来のアドレス金具とは違い、締め付け後は完全に固定されOリングが擦り切れ油漏れを起こす事はありません。
●従来のアドレス金具とは違い、締め付け後は完全に固定されOリングが擦り切れ油漏れを起こす事はありません。
■FJF継手の仕様
ホース金具タイプ | コネクタータイプ | |
サイズ | 6、9、12 | 6、9、12 |
使用圧力 | 34.3[MPa] | 34.3[MPa] |
仕様等 | NWP210,AX21等様々な ホースに対応 (34.3[MPa]までのホース) | 先端ネジ形状 管用平行オネジ内外シート(60°) UNFオネジ外シート(74°) Mネジ外シート(JASO規格84°) |
※サイズ6は、使用圧力35.0[MPa]が使用可能です.
■FJF継手の仕様継手の仕様
圧力損失グラフ・ ISO VG32 油温17℃
■FJFホースの使用実例
■使用箇所:小型クレーン/手動コントロールバルブ
従来の継手+ホースの組合せでは、工具が入りづらいため、操作用ハンドルを分解し、コントロールバルブに継手+ホースを取り付け、再度ハンドルを組み立てていた。
※詳細につきましては弊社販売部へお問合せ下さい